プールサイド
07CAD最新バージョンのリリースから10ケ月が過ぎました。実際にご導入いただきましたユーザー様で、この機能は現場で使えるな!という点をピックアップいたしましたので、ご紹介いたします。

1. 進化した新・階段デザイナー
バージョン11.5以前より、階段設計専用ツールとして使われていた階段デザイナーが、07CADでは大幅に進化しています。階段編集時に、リアルタイムパースで3D作成の工程を確認しながら作業ができる為、周りとの高さやレベルの兼ね合いをチェックしながら作業ができるのも魅力の1つです。また、蹴上と踏面にそれぞれ独立したテクスチャを設定できるようになったため、タイル等の素材を使用した階段を作る際には、目地ズレすることなく、合わせることができます。また、踏面や蹴上の一部の面にだけ、貼材料を設定できるのも、自由度が増した部分となります。蹴上にレンガの小端立を設定する際には、蹴上のラインにそって、綺麗に配置でき、L型に設置する場合にも、勝ち負けを設定変更することができるようになりました。


2. 07部品登録機能
3Dで作成した部品や、ユニット等、植栽や添景コンテンツと組み合わせて、別の図面でも使えるようにしたいと思われた方には必見の機能です。門柱のデザインパターン等も数パターン作成しておいて、登録しておけば、デザイン作成の際に、パターンから選んで、設置することができます。複数のオペレーターで、デザインをシェアしたり、活用したりすることができるため、デザイン提案の時間短縮にもつながります。また、ファイル形式で保存もできるため、別のパソコンに入っているCADでもご使用頂けます。


3. リアルタイム概算&見積作成
普段は、図面から手広いした数量を元に、見積書をエクセルや見積作成ソフトで手入力して作成するという作業工程を、CADの中で自動で拾い出しをし、登録単価を元に、自動で材料価格の概算が出る機能で、作図をしながら原価管理を行うことができる機能です。およそのご予算内にあわせて、プランの設計が行え、デザイン作成後の予算オーバーによる、複数回の、図面を修正する事を減らす効果もあり、生産性の向上にもつながります。拾い出しした数量は、数量表として印刷したり、エクセルに取り出しが可能なため、見積り作成に、オーセブンのe-Put以外のソフトをお使いの方にも、ご活用いただけます。
e-Putをご使用の場合には、数量表を取り込んで、台帳機能の価格設定されている工事項目を割り当て、自社の単価に設定すれば、スピーディにお見積りが作成できる他、粗利率の確認や、売上総計も一目でわかります。こちらをご活用いただくことで、設計〜営業業務全般を管理することが可能です。


いかがでしたでしょうか?まだすべての機能を使いこなせていないとお思いのユーザー様は、これらの機能を是非一度お試しいただいて、より作業の効率化を図ってみられてはいかがでしょうか?