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2017年10月、九州訪問の際のレポートです。北九州エリアの建材商社と工事店のモデルガーデンを拝見してきました。

いささか旧聞とはなってしまいますが、さる2017年10月、所用で九州エリアを訪問しました。その折りに九州地区を代表するエクステリア建材商社と、メーカーコンテストの受賞歴などで知られる工事店のモデルガーデンを拝見する機会に恵まれました。

この日は実は台風一過。前日まで酷い雨でしたが、午後には晴れ間が見えるようになっていました。日射しも強くなく、撮影にはおあつらえ向きの日でした。



エクシス 北九州プロショールーム モデルガーデン


北九州プロショールーム全景
北九州プロショールーム
九州エリアを代表する、エクステリア建材商社の株式会社エクシス。その本社所在地である、福岡県京都郡のオフィスの一角には、プロユーザー向けショールームと併設するモデルガーデンがあります。
エクシスのプロショールームは、日本初のプロ専用エクステリアショールーム。

屋内には、エクシスのオリジナルブランド エクシスランドや、オンリーワンクラブを始め、メーカー各社の様々な商材の展示があり、プロの建材工事店が施主との商談に利用可能となっています。

屋外のモデルガーデンでは、ファサードのゲート・ウォールやガーデンルーム、パティオ、木調フェンスなどがあり、施主がガーデンライフに具体的なイメージを持つことが出来ます。
北九州プロショールーム
北九州プロショールーム
建物側から。打合の間、施主のお子さん達も飽きずに待っていてくれそう。
北九州プロショールーム
ファサードのウォール。エクシスランドでお馴染みのオーダー石材。
北九州プロショールーム
蛇籠を利用したガーデンベンチ
モデルガーデン全体の様子がわかるように、Thetaで撮影してきましたので、こちらもご覧下さい。
My展示場:株式会社エクシス 北九州プロショールーム


なお、株式会社エクシスの北九州プロショールームについては、こちらをご覧下さい。
株式会社エクシス プロショールーム



田主丸緑地建設 福津オフィス


福津オフィス エントランス
福津オフィス
2016年のYKK AP エクステリアスタイルフォトコンテストにて、大賞を受賞した、福岡の田主丸緑地建設。本社は久留米ですが、新設された福津オフィスに素晴らしい展示場があると伺っておりましたので、北九州市から博多へ戻る途中、立ち寄ってみました。
福津市は、福岡市と北九州市の中間に位置し、両市のベッドタウンとして発展してきました。この福津オフィスの近くにもイオンモールがあって、集客性の良さを伺わせます。

エントランスに構えているのは、大賞作品となったあのゲートYKK APエクスティアラアーチシャローネ門扉SA02型を使ったプランです。
福津オフィス
福津オフィス
来客用駐車場から。中を通って行けますが、まずは外から拝見します。
福津オフィス
カームブラックのモダンエッジルーフ、独立柱納まりを加工したのでしょうか。
福津オフィス
オフィスの入り口。石材がふんだんに使われています。
福津オフィス
それでは、ガーデンへ入ってみましょう。
溶岩石系の平板が続いています。

自然素材と言えば、植物もたっぷり使われています。ご存じの方も多いと思いますが、田主丸緑地建設の本社がある田主丸町は植木・苗木生産のメッカ。山採りの雑木が効果的に配置され、まるでちょっとした森のような印象。
福津オフィス
コンテナハウスを利用したガーデンルームと建物のあいだに、デッキやテラスがあります。
福津オフィス
エントランスゲートを後ろから見たところ。表からではわからなかったですが、池周り、複雑な構造してます。
福津オフィス
デッキ前の水景。確認は出来ませんでしたが、照明も組み込まれているものと思います。
こちらも、Thetaで360度画像を撮影してまいりました。My展示場にてご覧下さい。

My展示場:田主丸緑地建設


アウトサイドアウトライン
アウトサイドアウトライン
インサイドアウトライン
インサイドアウトライン
アウトサイドディテール
アウトサイドディテール
インサイドディテール
インサイドディテール
ショールーム内
ショールーム内

いかがでしたでしょうか。

商社さんのショールームでは、当然単独メーカーのみ扱っているわけではありませんので、複数メーカーの展示が可能となり、大変見応えがあります。また商社オリジナル資材もあって石材や木製品の扱いなど参考になる部分も多いと思います。

また同業他社の展示場も、同じく大変参考になると思います。特に田主丸緑地建設の小西社長は、最近では講演など精力的にこなされており、今もっとも注目を浴びている工事店さんの一つです。遠く関東からも視察に来られる方がいらっしゃるそうです。

もちろんショールームというのは、その地域の特性なども考慮に入れ、自社の戦略に沿って計画するものです。そのまま取り入れるわけにはいかないものではありますが、素材の見せ方、工夫の仕方などプランナー目線などからも得られる物は多いです。