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水は蛇口をひねれば出てきますが、使えばそれだけお金がかかります。 庭の水やりと水道代は、ガーデニング愛好家の悩みの種でしょう。 水を作れる道具があったらいいのに、と思う方は多いのではないでしょうか。 最近では空気中の水分を集めて水にする技術があるのだそうです。 



大気から水を作る技術は、十分な飲料水を得られない国や地域の人々を助ける目的や、軍用に開発されてきました。Multiflow社の製品はその一つで、トレーラーのコンテナサイズの大型なもので1日に1万リットルもの水を作り出すことができます。



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http://www.multiflow.com.tw/jp/products07.html

こんな大掛かりな機械では家庭への導入は絶望的ですが、もっとずっと小さい製品がクラウドファンディング「INDIEGOGO」に出ていました。そのアイデア製品「Fontus」は水筒サイズの機械で、大気から水を作り出す機能を持っています。(※この製品は目標の10倍以上の資金を調達して募集期間を終了しました)



想定されている利用シチュエーションは「アウトドアでの飲み水」ですが、太陽(電池)と空気だけで水を作り続けるというコンセプトは、ガーデニングの状況にピッタリです。 憧れの自動水やりをオフグリッド(電気だけでなく水道も)で実現できる夢の製品登場は近いかもしれません。