建売には 何か 熱気みたいなものを感じます。売り手というより 買い手の夢みたいなものなのかもしれません。今回は そんな買い手の夢をサーベイしましょう。




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3階建てです。市街地の分譲では ほとんどといっていいくらい木造3階建てです。頑張っています。敷地が狭くても それなりの生活スペースを確保できる 3階建ては 人気があるのでしょう。

3階建てのデザインは 難しいのです。まだ 定番というものがありません。皆さん試行錯誤です。頑張ってますね。努力賞ですね。

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みんなの夢は カラフルなんですね。最近の建売は 実にカラフルです。若い人がターゲットということもあるのでしょうが すごいですね。昔 高度成長のときもカラフルになったことがあります。調べてみると 両親からお金を出してもらわない人は カラフルになるということでした。これだけカラフルになるのは たとえ両親から資金援助を受けてもカラフルになるのでしょう。

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一方、かなり渋めもあります。20世紀初頭という感じもします。クラシックも何かあたらしいのでしょうか。落ち着きを感じさせます。外構までちゃんとデザインされているのは好感度高いですね。まじめな性格のお客さんも たくさんいるのですね。

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実に手馴れたいやみの無い建売デザイン大賞ですね。デザインのコストパフォーマンスは最高ですね。難しいことはしないで これだけまとめるのは センスと経験が必要ですね。右も手馴れた設計センスですね。この2つとも ちゃんと外構をしっかりつくっているところが デザイン大賞の理由ですね。

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建売かどうかわかりませんが とてもかわいらしい デザインです。カラフルで 洋風ですね。右の建物は結構単価が高いかもしれません。品もあっていやみの無いデザインですね。みんなが好きなお家に住みたいという夢が叶う時代ですね。いい時代です。

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好感度が高いのは 外構をしっかり取り入れて 生活環境を守ろうとしているところです。建売でもここまで頑張ってくれると いいですね。敷地一杯ですから 限度はありますが だから プロとして 頑張っている姿は いいですね。この姿勢に建売企画大賞をあげたいですね。

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リッチ感をだすには タイルということなのでしょう。塗り壁にタイルという構成が結構うけているようです。

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今後 洋風ということではなく これが日本の住宅になっていくのでしょう。一度インターナショナルに振れたものが 戻ってきて 日本のデザインになっていく そんな過程なのかもしれません。ブラックサッシュから ホワイトに変わってきましたね。


街はカラフルになってきました。大変いいことです。自分の住まいを 自分流に好きにつくれるようになることが 日本の住文化を高めていくことになるのでしょう。この家は 外構と庭がしっかりしてますよね。そういう家がいい家なんです。と皆が思い始めていますよね。