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EXE2014 エクステリアエキシビション会場からのお便り その3
EXE03-01
2014/4/11〜12、東京ビッグサイトにて、EXE2014エクステリア・エキシビションが開催されました。本特集記事では、出展されたメーカーの展示の様子を、3回に分け、余すところなくお伝えしたいと思います。最終回となる本稿は西2ホールのコーナーから出入り口まで。さ、ラストスパートです。

ブロックメーカーのエスビックブース。今回は、「ワンランク上の高級感を感じるプライベートガーデンROOMのご提案」がテーマ。ゲートのブラックとウォールのホワイトの対比がインパクトあります。
ブロックメーカーのエスビックブース。今回は、「ワンランク上の高級感を感じるプライベートガーデンROOMのご提案」がテーマ。ゲートのブラックとウォールのホワイトの対比がインパクトあります。
そして展示品もブラック&ホワイト。コントラストの強いモノトーンは、自然とそのテクスチャに目を向けさせます。奥に見える艶やかなタイル調ブロックはQB8。手前の花壇と水栓壁は天然石張りブロックのコルジェボーダー。
そして舗装材もモノトーンでシックに。リニアストーン。ボーダーにラインの入った石英岩の300角平板です。奥に見えるのは、コルジェボーダーのアクセント壁。水栓が埋め込まれてます。クリスタルキャップの白い笠木が空間を引き締めます。
こちらはQB8とQB32の化粧ブロックを壁面とテーブルに使った、プライベートガーデンの提案。テーブルとチェアの赤がよく映えてますね。
日本建築学会の規定する「コンクリートブロック塀設計規準」では、いわゆるスカシブロックを連続して使用することは、耐震性への問題などから禁止しています。一方以前からの伝統的なスカシブロックとは違うモダンな活用法も近年多用されるようになってきました。それに対するエスビックからの提案。高強度のRECOMユニットで周囲を囲むことで、十分な安全性を確保し、スカシブロックの連続使用を可能とします。
天然木のビリアンを扱う、林田順平商店のブース。こちら側はロートアイアンとガラスブロックがメイン。ヨーロッパの街角にあるアンティークショップの様な展示の仕方が良いですね。ハードウッドのビリアンのフレームにはめ込まれたロートアイアンは工芸品の様。
天然木のビリアンを扱う、林田順平商店のブース。こちら側はロートアイアンとガラスブロックがメイン。ヨーロッパの街角にあるアンティークショップの様な展示の仕方が良いですね。ハードウッドのビリアンのフレームにはめ込まれたロートアイアンは工芸品の様。
こちらは隣接した、宝泉製作所とのコラボレーションブースでしょうか。ビリアンのデッキ、スクリーンの周囲にステンレス製シャワーと立水栓を配置。
ペット用シャワーの混合栓。ワンちゃんの置物がかわいい♪ なるほど、ステンレスはもちろんのこと、ビリアンなどハードウッドデッキは腐朽しにくいため、水回りに相性がいいでしょうねぇ。
レンタルグリーンの花とみどり社ブースでは、主に人工芝を展示。とてもリアルな人工芝シリーズ ネオグリーンに複数素材を使い、寝ない人工芝を実現。それがライムライト。柔らかな質感と高耐久性がポイント。
ロートアルミの小松物産ブース。デザイン性の高いゲート、フェンス、手すりなど。アルミならではの軽量性、施工性を活かした繊細な製品は、まさに実用品でありながら工芸品。

ブロックメーカーの東洋工業ブースは、緑が豊かに配置され、木製のフレームとあいまって、とてもナチュラルな感じ。
ブロックメーカーの東洋工業ブースは、緑が豊かに配置され、木製のフレームとあいまって、とてもナチュラルな感じ。
その理由はこのコーナーにあったようです。枕木調擬木材 レイルスリパー ラフトとペイブ。豪州枕木を原型にしてディテール、色調ともにとてもリアル。ラフトはそのまま門柱やアクセントのスクリーン、また立水栓などに使えます。
一方こちらはモダンなシーンに。化粧ブロックのドゥー・ロックの袖壁に、新製品のポスト プリートを取付。プリートですが、ぱっと見口金部分が前から見えないデザインはとてもユニーク。なるほど、投函するときスムーズに差し込みできそうですね。排水もしっかり考えられています。
今回大きくフィーチャーされていたのが舗装材のプラーガシリーズ。方形平板のプラーガペイブ、乱形石張り調のプラーガストーン。どちらも透水性。石張りの腰壁は、天然石張り化粧ブロックのノヴェルボーダー 新色のアッシュグレー。
テラスを形作るのは、テラス用ブロックという新ジャンルを創ったフリップテラスシリーズの新アイテム、フリップベーストップ。ベース材とフロアパーツの組合せがフリップテラスの魅力の一つなのですけれど、ベースと一体化したフロアパーツの登場で、よりシンプルで一体感のある表現も可能に。

EXE2014 グローベンブース
ここからは、17社の異なる素材メーカーによるコラボレーション コラボLEXのブースを見ていくこととしましょう。(参加メーカーは公式会場案内図に依っています。)

まずは、庭園建材メーカーのグローベン。人工竹メーカーのパイオニアとして有名ですが、庭園用水景・灌水資材にも定評があります。アマガエルのポスターが瑞々しさをよく表して良いですね。カエル好きには堪りません。
ポンドテックという池用システムの新シリーズ。閉鎖水域である人工池を維持するには必須の浄化循環システムと水景演出用の噴水、そして池本体となるファウンテンポンドなどで構成されます。
ポンドテックという池用システムの新シリーズ。閉鎖水域である人工池を維持するには必須の浄化循環システムと水景演出用の噴水、そして池本体となるファウンテンポンドなどで構成されます。
従来の灌水システムとは違う、埋設式保水マット一体型の灌水システム。それがグローベン エコレインマット。保水マットのおかげで均質に効率よく散水することが可能。素人考えですけど、これ、表層だけの灌水ではないので根の生育にも良い効果あるんじゃないですかね。今度聞いて見ます。
人工竹の出展は、今回こちらのみ。シンプルユニット。ローコスト且つ高品質を目指した新シリーズ。ご覧の御簾垣タイプの他、建仁寺、四つ目垣タイプも。
続いてコラボLEXから。右から木製ガレージ・物置のシンプルホーム バイクフィット。中には駐輪用ラックが取り付けられているので狭小地でも収容力抜群。その左に、照明メーカーのオーデリック。今回はLEDエクステリア照明を主に展示。バードゲージをイメージしたポーチライト、とってもお洒落。
混み合ってる時間にしか見に行けなかったのですみません。タイルメーカー ニットーのテラス用タイル リストンディー。木調のテクスチャがとてもリアル。併せて展示してあるのは、テラスグレーチング。建物に接して床高のテラスを設置する時に重宝するアイテム。床下換気と排水を確保。
コラボLEXの紹介ブースは、クイズラリーに参加のお客さんで大賑わいでした。
コラボLEXの紹介ブースは、クイズラリーに参加のお客さんで大賑わいでした。
ガビオスでお馴染みのTAKAOと舗装材のソーセキ、2社によるコラボレーションブース。センターはもちろんガビオス。手前左はソーセキの舗装材リフォーム用仕上げ材 SREM舗装。その奥に防犯砂利、右に移って舗石、真砂土舗装E−エコロジーソイル。敷設されているのは、TAKAOの方位盤ユカデコレ。
ガビオスの用途はモニュメントやウォールだけじゃありません。ガーデンテーブルやシンクのベース材にも。床の舗装材は真砂土を使った透水性インターロック マサブロック。
こちらもコラボLEX。手前はエイチユー丸八の扱うエコアコールウッドのパーゴラ。特殊な注入剤で処理された木材は高い耐久性を発揮。その奥は、オーニングのタカノブース。自立型オーニング リパーノは連棟可能な手動式オーニング付きアルミ製パーゴラ。
ロートアイアンのナルディックブースにて。息の合った職人さん二人の実演コーナーが人気でした。かっこいいです。周囲の柵も鉄床置いてある台さえも、みな自社制作だろうかという装飾性の高さ。会場内でひときわ目立つドラゴンがまた雄々しいです。
コラボLEX最後のご紹介は、表札メーカーのグラスヒュッテ・オダ。ガラス彫刻が出発点だけあって、ガラス表札が充実してます。
コラボLEX最後のご紹介は、表札メーカーのグラスヒュッテ・オダ。ガラス彫刻が出発点だけあって、ガラス表札が充実してます。
「表札のスペシャリスト」の看板は伊達じゃありません。フュージングガラスを使った多種多様なサイン。小サイズのオーナメントガラスタイルも良い感じに。
面白いと思ったのがこちら。家紋入り表札。や、めちゃめちゃカッコイイんですけど。白地の塗り壁に映えますね。使うなら照明もうまく組み込みたいところです。
金物総合メーカーのダイケンブースは、自転車収納関連製品を中心に展示。右奥からゴミ収納庫のクリーンストッカー、自転車ルーフ サイクルロビー CY-GE型。
省スペース自転車収納を可能にする、壁掛け式駐輪ラック サイクルフック。色鮮やかな黄色のボディは、カラフルなスポーツバイクにはマッチしそうです。
パナソニック エコソリューションズ社のブースは、エクステリア照明とポストがメインの展示。
パナソニック エコソリューションズ社のブースは、エクステリア照明とポストがメインの展示。
こちらはパナソニックのエクステリア照明。右側のユニークな形状のエントランスライトは、モディファイシリーズのバケットエクステリア LEDエントランスライト。カバー内の反射で足下を優しく照らします。
大きくスペースをとって展示しているのが、シンプルモダンなポストシリーズ フェイサス。今回は鍛鉄ブラック、ステンレスシルバー、漆喰ホワイト、エイジングブラウンなど建築素材に由来する新色追加。
パナソニックとコラボ展示しているのは、表札メーカーのエクスタイル。オリジナルポストの他、ご覧のクリスタル表札、LED表札など各種サインや、大型の店舗用銘板を展示。照明の使い方が上手いですね。
石材輸入商社の東洋石創ブース、乱形や方形の砂岩、石英など各種天然石材を展示していました。施工実例の展示も豊富です。

EXE2014 YKKAブース
全メーカーブースを巡る本特集記事もついにラストとなってしまいました。最後を飾るのはYKK AP。九州某県のマスコットキャラが非常に気になりますが(汗、今回はアルミ形材門扉フェンスの新シリーズ発売ということで、けっこう力をいれているはず。さぁ、見に行ってみましょう。
アルミ形材の新シリーズ ルシアス。ポイントは、門扉フェンス、ポストユニット、車庫前門のアップゲートといったエクステリア建材のファサードを飾るアイテムのみならず、玄関ドア、庇、バルコニーなどとのコーディネートまで考えられたトータルソリューションである点。スタイルもシンプルモダンだけでなく、トラディショナルな洋風にも対応する幅広さ。
アルミ形材の新シリーズ ルシアス。ポイントは、門扉フェンス、ポストユニット、車庫前門のアップゲートといったエクステリア建材のファサードを飾るアイテムのみならず、玄関ドア、庇、バルコニーなどとのコーディネートまで考えられたトータルソリューションである点。スタイルもシンプルモダンだけでなく、トラディショナルな洋風にも対応する幅広さ。
そしてルシアスアップゲートと、バルコニーとのコーディネート例。このようなクローズドなプランの他、ルシアスポストユニットと、スマートドア ヴェナートのコーディネートで、オープンスタイルのプランにも対応。
シンプルなフラット屋根デザインのカーポートシリーズ エフルージュに梁延長仕様が登場。最大10mまで対応。写真はエフルージュツインの水下梁延長仕様。これは重宝しそうです。
独立タイプのテラス屋根 エフルージュグラン ZERO。建物と離して設置するタイプのアルミテラス屋根です。隙間ふさぎ材は先付けオプション。様々な条件で、躯体付け出来ない時にありがたいです。
テラス囲い サンフィール靴法¬敖乾ーデンルームタイプが加わりました。納まりバリエーションとして、床納まり、土間納まりの他、写真のリウッドデッキ納まりも。開口部もテラス窓、高窓、折りたたみ戸、ルーバー、フィックスなど多彩。

EXE2014 一般向けセミナー プランターから始めよう我が家の家庭菜園
今年のEXEでは、これまでにも増して、一般のお客様を意識した企画が増えていました。時間の都合でほとんど行けなかったのは残念ですが、東北物産展やお花の販売、ハンドメイド教室などのワークショップ。そして、セミナーもプロ向けのセミナーの他、一般向けの園芸に関した講習など。このうち、最後の方で少しだけ時間が取れたので、(株)みどり屋 代表 藤岡 成介先生の「プランターから始めよう我が家の家庭菜園」に参加してみました。オーガニックなキッチンガーデンという、人気テーマだけあって、席はかなりの人で埋まっていました。一般向けだけあって、藤岡先生のお話はとてもわかりやすく、多くの方にとって実用的な内容だったのではないかと思います。私も実はこのGWに、このセミナーに触発されまして、我が家の片隅でちっさな菜園始めたくらいですから。

プロ向けセミナーでは、未見ですが旭化成ホームズ 蒲田 哲郎氏の「エクステリアの歴史」が非常に気になりましたね。講演の内容、まとめて出版してくださいませんかね。資料的価値は十分あると思います。
とまれ、かなり駆け足の印象があることかと思いますが、如何でしたでしょうか。本当は一つ一つのブースでじっくりお話しを伺いながら製品を見られれば良かったのですが、全65ブースともなると、なかなかそうも行きません。展示内容の詳細や商品名は後から頂いたカタログなどで補完させていただきました。記憶違いなどもままあるかと思います。見つけられましたら、ご指摘のほどお願いいたします。謹んで訂正いたします。

この後は、九州、名古屋、東北、大阪と全国各地でエクステリア&ガーデン建材の総合展示会が続いていきます。今回見逃した部分は、そちらでじっくりチェックしていきたいと思っています。また、地方にいらしてEXEには来られなかった方。是非とも地域で開催される総合展示会にお越し頂きまして、実際の製品をご覧になることをお勧めいたします。本記事が商品チェックの参考となりましたら幸いです。またご来場の際には、オーセブンブースにもお立ち寄りくださいませ。