国際バラとガーデニングショウ-西武ドーム
さる5月10日から16日の一週間、埼玉県の西武ドームにて、国内最大級のガーデニングイベント「国際バラとガーデニングショウ」が開催されました。1999年から続くこのイベント、年々スケールも大きくなり、毎年20万人を超える来場者数を誇るようにまでなりました。

本レポートでは、第16回となる2014年のイベントの様子を、余すところなくお伝えしようと思います。さて、前編 (第16回国際バラとガーデニングショウ 会場からのお便り その1)に続いて後編です。


国際バラとガーデンニングショウ タカショーブース
建材メーカー タカショーさんの作品。青く塗られたパーゴラは、ACQ注入済みで耐候性の高い天然木シリーズ e-ウッド
格子パターンのスクエアタイプフェンスに絡んだバラがとても良く映えています。
こちらは更に耐候性に優れた、エバーアートウッドを使ったパーゴラ。ホームヤードルーフというアルミ製木調システムです。デッキ部分は再生材から生まれたエコな素材、人工木のエバーエコウッド。表面温度が上がりにくいので、周囲の植物にも優しいです。
国際バラとガーデンニングショウ タカショーブース2
Lacie en Rose・エレガンスな茶室。グリーンプラン・相野谷昇さんの作品。ちゃんとにじり口も用意されてます。なんと窓もバラの模様になってます。 / /
Lacie en Rose・エレガンスな茶室。グリーンプラン・相野谷昇さんの作品。ちゃんとにじり口も用意されてます。なんと窓もバラの模様になってます。 / /
ハマナシ香る とかちポタジェ。北海道は十勝の、木野花園計画・柏倉さんの作品。 準優秀賞作品。 / /
バラ色の日本家屋、ランドコア・鈴木さんの作品。入賞作です。格子の窓は障子のイメージですかね。落ち着いた雰囲気に抑えたトーンの植栽がよく似合います。
モンドリアンの庭。M’s Planningさんの作品。 タイトルを聞いてなるほどと。準優秀賞作品。建物モチーフはモンドリアンの「ヴィクトリー・ブギウギ」、アプローチは「コンポジション」など、モンドリアンへの作品愛に満ちあふれた作品。 / /
植栽も黄色とブルーで統一されてるんですね。関守石代わりの「CAT ONLY」が粋です。 / /
国際バラとガーデニングショウ ベルサイユのばらシリーズ
私と同世代の男性諸氏なら、植物のバラとは縁遠くても、バラのイメージと言えば「ベルサイユのばら」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。そのまさしくベルばらのキャラにちなんで名付けられた、京成バラ園芸さんの新品種5点。左から「オスカル フランソワ」、「フェルゼン伯爵」、「王妃アントワネット」、「アンドレ グランディエ」、「ロザリーラ モリエール」。どの品種もベルばらの名に恥じない、優雅で高貴なイメージ。
国際バラとガーデニングショウ:樽 caffe 〜heart&harb〜 / /
♥樽 caffe♥ 〜heart&harb〜。埼玉県立熊谷農業高校プロジェクトチーム作品。奨励賞。 味噌樽を使ったという扉がとてもユニーク。色を鮮やかな青にしているのもいいですね。
国際バラとガーデニングショウ:今とここ〜一瞬の季〜
今とここ〜一瞬の季〜。千葉の有限会社あかざさんの作品。優秀賞。 苔庭、延べ石や砂紋、景石など和の素材を使い、古木と水景にバラを融合させた作品、なんとも見事です。
国際バラとガーデニングショウ:野点日和
野点日和。埼玉 シツラエさんの作品。奨励賞です。埼玉から長野に引っ越した定年後のご夫婦の住まいという設定。草花の扱いがとてもナチュラル。テーブルウェアも派手すぎずしっくりときています。
国際バラとガーデニングショウ Living Garden…そこは植物達のテーマパーク / /
Living Garden…そこは植物達のテーマパーク。神奈川の工房 ever Greenさんの作品。ガゼボとガーデンウォールはアンティークなイメージで。
国際バラとガーデニングショウ Living Garden…そこは植物達のテーマパーク2 / /
ガゼボやウォール、石積調のアーチにロックガーデン風の建物基礎、皆、モルタル造形で作られています。全て一般のお庭で施工可能だそうですよ。
国際バラとガーデニングショウ 〜お前と一緒に居たい〜
〜お前と一緒に居たい〜。神奈川の相陽建設 leNiwa工房さんの作品。カマボコ型の小屋はオリジナル商品「KamaBokoハウス」。ガレージに、小屋に、面白い使い方が出来そうです。
国際バラとガーデニングショウ 〜お前と一緒に居たい〜2
デッキの先には池と、同じくかまぼこ形の橋、傍らにはピザ釜。タイトル通り、ご夫婦でゆったりと過ごせる庭がテーマのようです。
森のテーブル。茨城のwith planetさんの作品。コンテストガーデン部門大賞作品です。背景に積み上げられた薪のウォール、ワイルドなイメージです。 / /
森のテーブル。茨城のwith planetさんの作品。コンテストガーデン部門大賞作品です。背景に積み上げられた薪のウォール、ワイルドなイメージです。 / /
瞑想の庭 -Pray to the future-。工房TOMIの庭。入賞作です。塗り壁を背もたれにベンチにかけているときっと落ち着くでしょうね。照らすのピラーと園路のウッドタイルの円が一つのリズムとなっています。 / /
Hideaway 〜隠れ家の庭〜。埼玉の木ごころさんの作品。寄せ植えのバランスが素晴らしい。入賞作です。 / /
ユメミファクトリーさんのお店。なんと、このお店本体をも販売。日本中に配送設置してくれるそうです。
ユメミファクトリーさんのオリジナル移動販売車。なんとも可愛らしい。いや、お嬢さんじゃ無くてお店ですよ。あいや、お嬢さんもですが。ガーデン雑貨の販売にぴったりですね。
KBG-B23
裏へ回ると、ユメミの庭。YU・ME・MI Factory マリーさんの作品。テーマはプロヴァンスの庭。
真ん中はカフェの様になっていて、白い帽子とスカーフを付けたお客様らしき方達が。
もうここにいるだけでフランス南部の村にいる気分♪
国際バラとガーデニングショウ HONDA
ひときわ大きなコテージ兼ガレージに収まっているのはHONDAの新型軽乗用車「N-WGN」。今年のテーマは、「Honda製品があるプロヴァンス風ガーデンライフ」。
国際バラとガーデニングショウ HONDA2
国際バラとガーデニングショウ:バラ盆栽
会場にはバラの新品種、切り花、ハンギングバスケット、鉢植えなど様々な形でフラワーアレンジしたものが沢山飾ってありましたが、ちょっとビックリしたのがこちら。バラを使った盆栽。後で調べてみると、既に一つのジャンルとして定着してるようです。
国際バラとガーデニングショウ:バラ盆栽
フィギアや小物をあしらった、こちらも盆栽と言いますか、盆栽に影響受けて始まった欧州でブームのフェアリーガーデン風。見ているだけで楽しくなってきます。
国際バラとガーデニングショウ:マーケット
ガーデン部門の量と質に圧倒されつつも、なんとか見て回ることが出来ました。会場の中央部にはマーケットコーナーがあり、生花や雑貨、ツールなどを販売していました。こちらもひとつひとつ見ていったら楽しそう。
国際バラとガーデニングショウ:出口から
売店のおじさんによると、初日ほどではないそうですが、それでも平日なのにかなりの人出。すごい人気イベントなんですね。出来れば来年もまた観に来たいと思います。
国際バラとガーデニングショウ:Fan Family Garden / /
おっと、そうでした。会場入り口にも素敵なブースが。ファン・ファミリーガーデン。マーク・チャップマンさんの作品。家族で楽しめる庭と言う事で、バラのガゼボはママ、芝庭はキッズ、木製シェッドはパパのためかな?

恵比寿ガーデンプレイス:ピーターラビット・ハッピーガーデン
西武ドームからの帰りに、恵比寿ガーデンプレイスへ寄ってみました。こちらでは、恵比寿ガーデンプレイスの20周年を記念して、庭園デザイナーの石原和幸さんによる、「ドリームガーデン」の展示が行われていました。

時計広場には、「ピーターラビット・ハッピーガーデン」も。国際バラとガーデニングショウがプロヴァンス風なら、こちらは英国のユニオンジャックがお出迎え。
ホリデーカフェの前に設置された特設ガーデンは、ピーターラビットの絵本の世界がまるごと飛び出してきたかのような賑やかさ。青く見えるのは、ピーターの上着ですかね。マクレガーさんの作ったかかし。近くによって見ると、そこかしこに、ピーター、おかあさんや妹、従兄達が隠れていました。植栽のイメージは英国の湖水地方の田園風景。
恵比寿ガーデンプレイス:ピーターラビット・ハッピーガーデン2
恵比寿ガーデンプレイス:20th Anniversaryドリームガーデン
会場をさらに進みスロープを下っていくと、メインガーデンの「20th Anniversaryドリームガーデン」がありました。こちらは、モミジやかぶり物のマツなど日本の在来樹種を多く使い、私たちにとっては馴染みのある、やすらげるスペースとなっていました。デザインは、米国、日本、シンガポールのガーデンデザイナーによる合作。石原和幸さん、ジョン・カレンさん、ジョン・タンさんとレイモンド・トーさん。

わずかな滞在時間でしたが、内容の濃いガーデンを楽しむことが出来ました。